2026年2月19日(木)ミライズ立川カンファレンスルームにて、「発達障害と睡眠障害」をテーマとした講演会を開催いたしました。
講師は当法人理事長の鈴木智広医師が務めました。

本講演では、発達障害の特性と睡眠障害の関連性について、基礎的な理解から実践的対応まで幅広く解説いたしました。発達障害のある方では、入眠困難や中途覚醒、早朝覚醒、昼夜逆転などの睡眠問題が高頻度にみられ、その背景には感覚過敏、こだわりの強さ、不安傾向、生活リズムの乱れなどが関与していることを整理しました。
また、睡眠障害が日中の不注意や多動、情緒不安定、抑うつ症状の悪化につながる可能性があること、さらには「問題行動」と捉えられがちな言動の背景に睡眠不足が潜んでいる場合があることについても具体例を交えてお伝えしました。
対応策としては、
・睡眠衛生指導(光環境・デジタル機器使用・就寝前行動の見直し)
・生活リズムの構造化
・環境調整と特性理解に基づく支援
・必要に応じた薬物療法の考え方
など、多職種で共有できる実践的ポイントを紹介しました。

睡眠の問題は本人の努力不足ではなく、特性や神経発達の特性に由来することが少なくありません。医療・介護・福祉・教育が連携し、包括的に支援していく重要性を改めて確認する機会となりました。
次回は立川での開催は、3月31日「大人の発達障害」をテーマに講演会を開催予定です。WEB(ZOOM)参加も承っておりますので、この機会にぜひご参加ください。