先日、城山地域包括支援センターさん主催のケアマネジャー交流会にて、「発達障害について」の講演をさせていただきました。
この勉強会は、地域で支援にあたるケアマネジャーの皆さんが、発達障害についての理解を深め、日々の支援のヒントとしていただくことを目的に開催させていただきました。
実際の現場では、「発達障害かも?」「これは高齢による変化?」と判断に迷うケースもあり、グレーゾーンの対応も含めた知識や視点が求められています。

当日は、自ら作成したスライド資料をもとに、以下のようなテーマでお話ししました。
・発達障害とは? ~ニューロダイバーシティの考え方~
・ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)の特徴
・大人の発達障害とその気づかれにくさ
・二次障害や生活上の困りごと
・診断はつかなくても支援が必要な所謂「グレーゾーン」について
会場では、頷きながらメモを取られる方も多く、皆さんの関心の高さを感じました。
最後に、発達障害は、医療や福祉だけでなく、地域のあらゆる支援現場と関わるテーマです。
こうした学びの場を通じて、支援の視点が広がっていけば嬉しく思います。
今回のような講演をご希望の方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご連絡ください!

今後開催を予定しているテーマは、「大人の発達障害」「サイコオンコロジー」「自殺予防」等、訪問医、精神科医の目線から、地域医療、介護に関わるすべての方々へお伝えさせていただき、お困りの患者様を支え続けていけたらと、そう考えております。
今後とも、よろしくお願いいたします!