このたび、特別養護老人ホーム「しょうじゅの里相模原」様のホールをお借りして、「発達障害について」の講演とディスカッションを行いました。
当日は、施設の職員の皆さまのほか、訪問診療クリニックのスタッフ、訪問看護ステーションの看護師や理学療法士、事務長、薬局の薬剤師、高齢者施設を運営する企業の方々、特別養護老人ホームの相談員など、多様な職種の方々にご参加いただきました。

講演では、当法人で作成したスライド資料を用い、発達障害の基本的な理解、ASDやADHDの特徴、大人の発達障害と高齢期の支援上の視点、二次障害やグレーゾーンへの理解など、現場で活かしやすい内容を中心にお話ししました。
講演後には参加者同士の意見交換も行われ、身近な方の発達特性についての話題が自然と挙がりました。

職種や立場を超えた率直なやり取りが交わされ、実際の支援の現場での悩みや工夫が共有される場となりました。
さまざまな立場の方が率直な想いを共有し合う姿から、地域の中で支援をつなげていこうとする空気が強く感じられました。

ご参加いただいた皆さま、そして会場をご提供くださった「しょうじゅの里相模原」様に心より感謝申し上げます。
今後もこうした地域の学びの機会を大切にしながら、実践に役立つ発信を続けてまいります。
講演のご希望がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。