当院に寄せられるよくあるご質問をQ&A形式でご紹介します。
お問い合わせの前に是非一度ご覧ください。
A 高齢者の方など、お一人では通院が困難なためにご自宅で療養される方に対して、 病態に応じた訪問診療計画を作成し、定期的に医師が訪問して診療を行うものです。ご自身で通院できる方は、訪問診療の対象外ですが、当院では外来診療も行っております。
A 入院中の方は病院の相談室へ、ご自宅にいらっしゃる方は地域の支援センターやケアマネージャーの方などを通していただくと円滑に進めることが出来ます。ご不明な点がありましたら、まず直接当院にお電話ください。相談員が対応いたします。
A 付き添い等の補助を受けて外来通院されている方は、 各々の主治医と連携して診療させていただきますのでご安心ください。既に他の訪問診療が入っている場合は、当院までご相談ください。
A 患者さまの状態に応じて、月に2回、もしくは1回の訪問が基本になります。回数については、病状と患者さまとそのご家族さまの要望に応じて担当医と相談していくことになります。ただし、重症の方やターミナルケアを必要とされる場合は、病状に応じた診療を実施しています。
A まずはお電話で様子を伝えてください。対応方法を検討し、医師が必要と判断した場合には臨時で往診いたします。お問い合わせについては24時間365日対応しております。
A 当院が定期的に訪問している患者さまの対応はもちろんできます。定期的に訪問していない方をその日のみ単発で往診して診察することは原則行っておりません。
A身体障害者手帳の診断書については一部記載できない場合がございます。また、臨床調査個人票(診断書)については更新の際に必要な診断書のみ当院で作成可能です。その他、診断書、意見書、証明書等、作成依頼がございましたら当院までお問い合わせください。
A 既に証書をお持ちでしたら、指定医療機関を当院へ変更していただく必要があります。新たに申請される場合は、当院にて診断書を記入しますので、お問い合わせください。また、更新の際は2年に1度、指定の診断書が必要になります。
A 当院は労災指定医療機関ですので、労災保険で受診することが可能です。労災認定中もしくは申請を予定されている患者様は、通常とご案内が異なりますので、診察前に外来窓口にて必ず職員にお声がけください。
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- 悪性腫瘍:肺癌、胃癌、大腸癌、胆管癌、膵癌、卵巣癌、乳癌など、在宅緩和ケアを必要とするすべての癌。
- 外科疾患全般・消化器疾患全般
- 脳疾患・精神疾患:認知症を含む、幻聴・幻覚等の精神疾患など。
- 腎泌尿器疾患:慢性腎不全、尿道カテーテル留置状態など。
- 脳血管疾患(脳梗塞後、脳出血後、くも膜下出血後 等) 糖尿病・高血圧・高脂血症等の生活習慣病全般
- 心血管疾患:慢性心不全、各種弁膜症、狭心症・心筋梗塞後など。
- 呼吸器疾患:肺気腫(COPD)、間質性肺炎、肺結核後遺症、睡眠時無呼吸症候群など。
- 神経疾患:脳梗塞・脳出血後遺症、パーキンソン病・パーキンソン症候群、多系統萎縮症などのいわゆる神経難病。
- 消化器疾患:経口摂取困難(胃瘻・腸瘻造設状態・中心静脈栄養カテーテル留置状態)、肝硬変など。
- 褥瘡・創傷処置・皮膚科全般、巻き爪矯正(自費)
- 関節リウマチ・膠原病
A もちろん対応可能です。頻回な処置が必要な場合、連携している訪問看護ステーションに指示を出すこともあります。またターミナルケアが必要な方や重症の方々にも対応しております。必要な医療行為が療養環境の中で可能かどうか状況を確認した上で、各主治医が判断し、対応しておりますので、主治医までご相談ください。
A 実施可能です。医療面に対する不安に応えるのは私たちの使命です。当院では、24時間365日の診療体制で、これまで多くの患者さまの終末期ケアを支えてきました。休日・深夜問わず、緊急時には医師が対応させていただいています。
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訪問診療は保険診療に該当し、各種健康保険が利用可能です。
月2回の訪問診療を受ける場合、例えば後期高齢者医療制度(1割負担)に該当する患者さまは、1ヶ月あたり7,000円から8,000円の自己負担が生じます。
ご施設訪問の場合は4,000円から5,000円程度となり訪問場所、患者さまの状態、緊急往診の必要性などにより変動します。
この費用は月単位でのお支払いとなります。お薬の費用は別途ご利用になる薬局さまへのお支払いとなります。
また当院では患者さまの負担を軽減するため、訪問時の交通費は請求していません。
月2回の訪問 | 1ヶ月の医療費(自己負担額) |
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ご自宅訪問 | 7,000円〜8,000円程度 |
各施設訪問 | 4,000円〜5,000円程度 |
※上記は一例となり、必要な費用は患者さまによって異なります。
費用については事前にしっかりとご説明し、ご納得いただいたうえで在宅医療を開始いたします。少しでもご不安やご不明点がございましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
A 当院では原則口座振替の引き落としにて診療費をいただいております。通常の外来診療とは違い、その場でお会計をしてお金をいただくことはしておりませんので、口座にお金を用意していただく必要があります。
A 初診に関しては、患者さまの病状、お薬の残日数などを踏まえ迅速な対応を心掛けております。2回目以降の定期訪問に関しても、ご希望も考慮して予定を立てて参ります。ただ、緊急対応が必要な患者さまを優先的に対応する場合も出て参りますので、その際は時間調整のご協力をお願いしております。
A 当院は院外処方となりますので、お渡しする処方箋を持ってお近くの薬局に取りに行っていただくことになります。ご希望に応じて、訪問薬局も手配が可能です。薬剤師の訪問にあたっては費用がかかりますが、利用されている保険やお住まいの状況に応じて金額は異なります。
A 当院には入院設備はございませんが、医師が診察し入院が必要と判断した場合は協力医療機関と連携をとり迅速に対応いたします。
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- 在宅酸素療法
- 胸水・腹水穿刺
- 抹消輸液療法・各種注射療法
- 内服管理
- 胃瘻・経管栄養・気管切開カニューレ管理。
- 各種カテーテル管理 各種検査(採血・痰・便・尿・超音波・心電図・ホルター心電図・レントゲン)
- インスリン療法 各種予防接種(インフルエンザ・肺炎球菌・コロナ 等)
- 人工呼吸器管理 褥瘡処置・皮膚科全般処置(縫合・抜糸)
- 在宅中心静脈療法
- ターミナル・終末期医療
- ※ご自宅内、施設内共、輸血は対応致し兼ねます。