つばさクリニック 相模原

私はこれまで、内科とリウマチの専門医として、外来・入院の現場で痛みや手のこわばり、感染症や骨粗しょう症など、暮らしに影響する不調と向き合ってきました。 病院と地域をつなぐ退院支援や、多職種での治療計画づくりにも携わり、患者さんとご家族が納得して進められる医療の形を模索してきました。

そしてこの１年は在宅医療の現場に身を置き、家で受ける医療の強み―通院が難しくても、住み慣れた場所で不安を減らし、いつもの生活を続けられること―を深く実感しました。 ご家族の負担や生活動線、服薬状況、転倒リスクなど暮らしの細部に目を配ることが、痛みの軽減や再入院の予防につながることも学びました。

これからは相模原の皆さまに、その学びを還元します。難しい言葉はできるだけ使わず、薬の見直しや検査の計画、痛みのコントロール、転ばない工夫やリハビリの提案までを、一つずつ丁寧に。 地域のケアマネさん、訪問看護さん、訪問薬局さん、施設スタッフさんと連携し、入院中や退院直後も切れ目なく支えます。小さなご相談からで結構です。 「その人らしい毎日」を、ご自宅で守れる在宅医療に力を尽くしてまいります。