先日届きました!(^^)!紅の豚のBlu-ray Discです。

僕はこの作品をリアルタイムで見ましたが、まだ高校生だった僕にはさっぱり意味が分からず、そのままジブリとはしばらく縁遠くなってしまいました((+_+))

しかし、ネットでこの作品のコメントを見ると、どれもこれも大人になってみたら面白かったとのコメントがあり、自分もどんな感想を持つのか?楽しみでした。

スタートして観ると・・・・、いくつか疑問点が湧いてきます。

ジブリの映画の男性象としては、パズーなどがそうですが、Ⅰ.たくましい、Ⅱ.頼りがいがある、Ⅲ.女性に優しい、という特徴があると思います。

豚のポルコは?・・・・・・、どれも当てはまりますね。しかし、年齢がパズーと30歳位離れているのかな?というところで、印象が違ったのだと思います。

多分、パズーの30年後ってあんな感じではないでしょうか?

ジーナとの関係はどんな関係なんでしょうか?

ポルコがまだ人間で、ジーナが若い時の、二人で飛行機に乗っている回想シーンがあります。恐らくは幼馴染みかなにかでしょう。

二人ともお互いが好きなんだけど、なぜか一緒になれないという関係なのではないでしょうか?

人間長く生きていると色んなことがありますからね・・・。

そんなこんなでジーナは3回結婚して、連れ合いは全て亡くしてしまいます。ポルコには、「昔からの知り合いはあんただけになっちゃったね」と。

ジーナはアメリカ人に誘われても、「恋ならしようと思えばいくらでも出来るけどね」と。

その真意とは、「一時の楽しみではなく、本当の愛が欲しい」という意味だと思います。

そう、皆のあこがれの的であり、とても綺麗な女性でも、人生苦労が多い、なぜか上手くいかない・・・・、何でですかね?

ポルコも苦労してますよね。パイロットの腕前は抜群ですが、先の大戦で仲間の多くを戦士し、今はファシスト党に追われる身。

姿は豚になってしまい、空賊の賞金をもらって食べている身分です。

もっているものはいいものを持っているのに、なぜか人生うまくいかない・・・・、何でかな?

そう、この作品のテーマとは「人生の哀愁」、「それでも人は生きていく」というところかと思います。

人生は頑張っても上手くいかないことが多いですし、ある程度の年を重ねると誰でもそんな経験てあるんだと思います。

ポルコとジーナはそれを代弁してくれて、僕のような年になると「そうだよね」「君らも頑張っているんだね」、と共感し、応援したくなります。

若い頃には面白くなくても、人生の辛酸を散々舐めた人にはこの作品の良さは分かってもらえると思います(ー_ー)!!

おまけですが、最後にポルコが一瞬人間に戻るシーンがありますよね、あれはあのまま人間に戻るのでしょうか?

僕はすぐに豚に戻ってしまうと思います。また、ジーナとの関係も、たまに飛行機で近くに来たり夜の店に来たりということには変わりないと思います。

ポルコが人間に戻る時、それは、ジーナとの関係においての壁が無くなった時ではないでしょうか??(^o^)

皆さんはどう思いますか?

つばさクリニック