2025年10月31日、淵野辺総合病院内の会議室にて開催された「ソーシャルワーカーの会」において、
当法人理事長・鈴木智広医師が「発達障害」をテーマに講演を行いました。

この会は1995年に発足し、月1回の勉強会を継続されており、今回で通算291回目を迎えたとのことです。
長年にわたり地域医療・福祉の連携を支え続けてこられたソーシャルワーカーの皆さまの前でお話しする機会をいただき、大変光栄に思います。
講演では、発達障害を「治す」ものではなく「活かす」ものとして捉える視点「ニューロダイバーシティ(神経多様性)」の考え方を紹介しました。
また、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如多動症(ADHD)などの特性と、その強みを活かす支援の在り方について、
医療・福祉現場での具体的な対応例を交えながら解説しました。
講演後には、病院ソーシャルワーカーならではの実践的なご意見や質問を多くいただき、
活発な意見交換が行われました。参加者は約40名。皆さまの真剣な眼差しと熱意が印象的でした。


本日のご参加、そして日々地域医療・福祉の最前線でご尽力されている皆さまに、心より感謝申し上げます。
今後とも、地域の皆さまと共に支え合い、誰もが安心して暮らせる医療と支援の輪を広げてまいります。