2026年5月29日(金)、鶴川市民センターにて開催された、鶴川地区協議会主催のイベント 「ハッピーフライデー」 内において、「新時代の認知症理解と生活の工夫」 をテーマに、理事長 鈴木智広が講師を務めました。

当日は、鶴川在住の一般の方々にご参加いただきました。
講演会は、鶴川地区協議会の社会福祉法人悠々会 理事長 陶山様のご挨拶から始まり、地域の皆さまに見守られる温かい雰囲気の中で進行しました。

講演では、認知症の基本的な理解から、日常生活の中でできる工夫、ご本人やご家族への関わり方についてお話ししました。
はじめに、認知症とはどのような状態なのか、加齢による物忘れとの違い、認知症にみられる中核症状や周辺症状について解説しました。
また、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症など、それぞれの認知症の特徴についても、身近な生活場面で見られる変化を交えながら説明しました。
さらに、認知症予防につながる生活習慣として、運動、人とのつながり、食生活、睡眠、視力・聴力の管理などの重要性についても取り上げました。
認知症は決して特別なものではなく、誰にとっても身近なテーマです。早めに気づき、相談し、必要な支援につなげていくことが大切です。

質疑応答では、参加者の方から、
「認知症が疑われる場合、まずどこの科を受診すべきか」
「どこに相談すればよいのか」
といった具体的な質問が寄せられました。
これに対して、まずはかかりつけ医や地域包括支援センターへ相談すること、必要に応じて、もの忘れ外来、脳神経内科、精神科、認知症疾患医療センターなどの専門機関につながっていく流れについてお伝えしました。
認知症の支援においては、病気の理解だけでなく、ご本人の尊厳を大切にし、できることを過度に奪わない関わり方が重要です。
また、ご家族だけで抱え込まず、医療機関、介護事業所、地域包括支援センター、地域の支援者が連携しながら支えていくことが、安心して暮らし続けられる地域づくりにつながります。

今回の講演が、鶴川地域の皆さまにとって、認知症について考えるきっかけとなり、早めの相談や地域での支え合いにつながれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、ならびに企画・運営いただいた鶴川地区協議会の皆さま、社会福祉法人悠々会様に、心より御礼申し上げます。